スポーツ庁【武道ツーリズム】外国人モニター手配

令和三年度 スポーツ庁×大阪体育大学 武道ツーリズム【「大学×競技団体×自治体」で目指す、地域文化・観光資源を生かした体験学習型観光コンテンツ創出事業】において、武道体験モニター、及び、武道を中心としたモニターツアーの外国人モニターの手配をさせていただきました。

日本で暮らす外国の方は、日本語の情報よりも母国語で暮らしに必要な情報を確認する方が多いので、実は日本で暮らしていても地域の情報収集に偏りがあります。

海外の方へのアプローチも大事ですが、まずは日本で暮らす方々にリーチする情報や丁寧な紹介を心がけたいですね。まだまだ外国語での正しい情報が少ないため、興味を持つきっかけを逃しているケースが多いようです。

モニター後の情報交換の場でも、同様の意見が多数上がっていました。 外国人モニターを実施すると、日本人では気付き難い「伝えるポイント」を知る事が出来ます。


こちらの事業では、武道ツーリズムのパンフレット制作も担当しております。(英語・日本語)
文化背景の異なる外国の方にとっても理解できる、文章、構成で、「正しく伝えて心を動かす情報発信」大事にしたいですね!

この度、関わってくださった皆さま。そして参加くださった日本で暮らす外国人の方々のお陰で、今回も文化の違いを通して、新しい魅力を発見する事が出来ました。有難うございました!

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

劉 賞美(Liu Shangmei)

高校卒業後、北京語言文化大学へ語学留学。
2002年より中国の国営貿易商社、中国中紡集団公司(北京市)の日本法人会社にてアパレル生産管理、中国工場管理、貿易事務、社内中国語講師担当。
当時一般客へのVISAが下りにくい中、出張で来日する中国人の通訳と観光のアテンドなども行う。
退社後は、中国語の個人レッスンをベースに2010年より中国語グループレッスン、日中語学交流会を現在も主催・運営しており、パナソニックセンター大阪にて中華圏の企業、行政機関向けのB to B通訳を担当。
また、高島屋百貨店にて訪日外国人を対象とした通訳アテンド業務を経て、株式会社エースブリッジに入社。集客プロモーションの現場を重ねる。
日々、外国人観光客を集客している店舗様へ足を運び、また時に外国人観光客や、在日外国人の生の声を聴き「今求められているモノ」を発信すべく、2010年より続いている「外国人観光客研究所」の所長に2017年7月より就任。