海外のトレンドを把握してから活用しよう

海外では日本歴史が流行ってる事を知っていますか?

戦国時代の戦士弥助(やすけ・織田信長の家臣として仕えた外国人)のハリウッド映画の発表してから、一般の方が日本の歴史に興味を持つようになってきます。

2021年に戦国のドキュメンタリーもネットフリックスで配信開始し、また、弥助をベースにしたファンタジーアニメーション配信も始まってから、アニメファンの中で人気になっています。

以前から、海外で開発した戦国時代を舞台にしたビデオゲームも少なくないです。
でもそれはどうやって国内の観光業界と関連するでしょうか。

侍の決闘のイラスト

海外の一般の方(日本の歴史専門家以外など)でも日本の戦国時代に興味を持っています。
今後も日本の歴史と関連するコンテンツは広まる可能性はあります。
つまり、今後海外で流行りだすコンテンツを利用して行くことで、国内の観光施設に海外観光客の目を向けれる可能性があります。

サムライの神秘性

アメリカのメディアの中でもサムライはヨーロッパの騎士と同じように人気な歴史上の人物です。
黒澤明さんの「七人の侍」は世界でも有名で、多くの海外の監督は黒澤明監督にインスパイアされました。
そして海外の観光者も日本に来るたびに観光地に置いてる兜や京都のお土産屋さんの刀に惹かれています。

残念ながら、サムライと関連する情報の欲望は確実にあるのに、国内の戦国時代の観光地やイベントはほとんど日本語しかないです。

その為、海外の方は海外で作られたの戦国コンテンツを頼らないといけないのですが、日本国内の歴史専門家の声が反映せれていない薄い情報だったり、または関連の情報が出てこない状態が続いています。

海外で流行っている日本文化を把握しよう

先生の女の子のイラスト

今のうちに海外ではやってる日本文化を把握することによって、これから来日する観光客が行ってみたいと思う観光地やツアーがより予想しやすくなりますでしょう。ならば、今海外で広まってる弥助コンテンツや戦国時代のドキュメンタリーは将来の観光ニーズのポイントと言えるのではないでしょうか?

 

次の記事では、実際に日本各地の観光地を外国人の視点で調査してきて気づいた内容を紹介していきます。今から実践できる「将来の観光客」のためにできることです。
一緒に考えていきましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

管原 アリース(Alyse Sugahara)

アメリカ生まれアメリカ育ち、ワシントンDCでBFA(美術学士号)を習得。
2010年に来日し、英語教師をした後、翻訳業界へ転職。7年間エンターテイメントローカライゼーションに携わり、主に日本のゲームを海外へ配信する翻訳業務、LQA(言語品質保証)など、デジタルコンテンツのローカライゼーションを得意とする。
また、アーティスト活動(イラスト・作曲・作詞・バンドボーカル・DJ・ローラースケート・映像制作)を行う中、在日外国人によるアート、音楽をテーマにしたイベントも企画・運営。日本で暮らす外国人のコミュニティにも強い。
Black Lives Matterをテーマしたテレビ番組への出演や、ダイバーシティや、メディアバイアスに関するセミナー講師など、日本における国籍を超えた視点の周知活動も行う。
2020年より、外国人観光客研究所のインタビュアーをスタート。
インタビュアーの他、 “国によってアプローチポイントを変える”独自の視点で翻訳、制作ディレクションなど観光訴求に携わる。
日本の戦国時代が好きで、バリバリの関西弁を話します!