Instagramにも投稿しましたが、現在開催中の大阪・関西万博。
毎日、毎週、毎月内容が異なり、各国・各エリアが現時点の最善を尽くした『情報発信』を体感できる見本市のような位置付けとしても学び多い場所となっています。
この万博での展示を見比べてもしかり、またここ最近インバウンドを集客しているお店や、インバウンド担当者とお話ししていも共通して感じていることが【日本を安売りしない】こと。
日本で暮らしていると当たり前に感じて気付きにくいですが、やはり私たちの日常の中に繊細できめ細やかな感性があり、それは海外のゲストからすると、とても特別に感じる日本らしさだと言えます。「日本に価値を感じて、それを楽しみに来日している」それをわざわざ安売り競争で、日本を安く表現するよりも、いかに価値を高めて届けるかに視点を移す方が長い先の日本にとっても良いのではないでしょうか?「安い日本と、お金を支払う価値がある日本」どちら創るかは、私たちの関わり方次第。
しかし、インバウンド向けの価格をただ高く設定したら良いというわけではありません。十分な価格提示には、費やした手間や、時間、想いを感じれる内容であることが大切です。ゲストの方々はしっかり感じ取っています。今、「安売りはしない」と決めてインバウンド対応をしている方々は、そこに取り組まれています。大阪で言うと、2030年秋頃のIR開業に向けて取り組みが始まっています。目の肥えた方々がいらっしゃることまでイメージして、いかに価値を高めていけるか。選ばれる場所になるために、持っておきたい視点を今日はシェアしてみました。

付加価値をつけて楽しんで頂く為のお仕事でUSJへ。なのに、どうしても私が大喜びで仕事を忘れてしまいそうでした・・・汗