皆さんは昔、受験のころ、こんな曲線を引用して、『復習の大事さ』先生に言われたことありませんか?
人の記憶の再生率(もう一度覚え直す為にかかる手間がどれだけあるか)について示した表です。
表の詳細を説明すると難しくなるのですが、要は脳には「忘れる機能」も備わっており、忘れない為には繰り返し同じ情報をインプットする。反復が大事ということです。
広告をする中でも、一瞬の情報だけでは『忘れられる』為、反復訴求をして、いかに印象に残すかが鍵となります。なんども、あちこちで目にする。そうしてやっと効果をなします。
日本で暮らす人向けの広告・旅行者向けの広告
私たちの暮らしは反復訴求にあふれています。
ポイントをまとめてみました。
暮らしの中で何度もアプローチできる方法が、行動パターンが変化に富んだ旅行者へは通用しません。そして、情報に溢れているネット上で『見かけた』一瞬の情報はすぐに忘れられがちです。
一瞬の短期記憶を、しっかりと印象に残し、動機付け、行きたい目的地へと導く為には、『なんども・あちこちで・色々なタイミングで』目にする・耳にする『反復訴求』が必要です。その為にも、一瞬のアプローチではなく、長期的、様々な特性を持つ媒体を通じて発信がされているかどうか が情報に溢れている今の時代に必要なプロモーションの在り方となります。
数年前から実施されているインフルエンサーを起用したプロモーションが1回切りでは一瞬で効果がなくなるのも、上記を考えると仕方がない事だと納得できます。
リーチ数だけでは見えてこない、そもそもの人の記憶(印象に残す)の仕組みから見たアプローチについて考えて見ました。『反復訴求』・・・できてますか?
それでは、どのようにアプローチしていくのがいいか・・・またこれは改めてご紹介したいと思います。