近鉄百貨店和歌山店×紀の川フルーツ観光局【フルーツを活かした新商品開発事業】

ヘッダーの写真は香り立ついちごの花です^^

さて、令和4年度に関わらせていただいた事業の紹介をさせてください。
関西の中でも、温暖で年間降雨量も多く、種類豊富な果物が実る和歌山県。
その和歌山県で”フルーツ観光局”を掲げる「紀の川市」さまと「近鉄百貨店和歌山店」さまがタッグを組んだ【フルーツを活かした新商品開発】に、専門家としての座談会参加と、ワークショップ、フルーツ体験モニターへの外国の方の手配をさせていただきました。

海外のフルーツを使用したお菓子は、しっかり加糖されて甘みが強いものが多い印象はありませんか?
様々な国の方へのフルーツとの関わりをヒアリングしていくと、素材の味わいの違いについて多くの声が上がっていました。海外では日本に比べてフルーツの味があっさりしているので、砂糖を加えたジャムやしっかり甘みを加えたものが多いようです。
なるほど、果物の角度から見ても日本らしさを伝えることができますね!

座談会などの様子はリビング和歌山さんが記事でご紹介されていたので、ご参考に。

欧米圏の方のフルーツとの関わり方・食べる習慣
東南アジア・東アジアでも国によって親しみある食べ方、そうでない食べ方
実は、日本でイメージするものと全然違ったりしてるんですよ。
習慣が違う外国の方は、「これが美味しい!」だけを言われても自身がメージできないと抵抗があったりするので、丁寧に説明をしてあげたいですね!

外国人のお声を伝える座談会と、体験モニターの様子。体験の仕方の説明は必須です!

 

関係者の皆さまがた、商品開発に関わらせていただき有難うございました。


インバウンド観光・消費に関する専門家として参加(劉)
日本で暮らしフルーツ消費傾向についてアドバイス可能な外国人の方の手配(座談会・ワークショップ・体験モニターツアー)を担当いたしました。

観光庁:「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」
近鉄百貨店和歌山店×紀の川市:「紀の川市のフルーツを生かした魅力ある新商品の開発」

ABOUTこの記事をかいた人

劉 賞美(Liu Shangmei)

高校卒業後、北京語言文化大学へ語学留学。
2002年より中国の国営貿易商社、中国中紡集団公司(北京市)の日本法人会社にてアパレル生産管理、中国工場管理、貿易事務、社内中国語講師担当。
当時一般客へのVISAが下りにくい中、出張で来日する中国人の通訳と観光のアテンドなども行う。
退社後は、中国語の個人レッスンをベースに2010年より中国語グループレッスン、日中語学交流会を現在も主催・運営しており、パナソニックセンター大阪にて中華圏の企業、行政機関向けのB to B通訳を担当。
また、高島屋百貨店にて訪日外国人を対象とした通訳アテンド業務を経て、株式会社エースブリッジに入社。集客プロモーションの現場を重ねる。
日々、外国人観光客を集客している店舗様へ足を運び、また時に外国人観光客や、在日外国人の生の声を聴き「今求められているモノ」を発信すべく、2010年より続いている「外国人観光客研究所」の所長に2017年7月より就任。