1月30日(火)に関西元気文化圏推進協議会主催の関西元気文化圏賞贈呈式・祝賀会が開催されました。
【関西元気文化圏賞】とは、関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人や団体を表彰するもので、2023年度を表彰する今回は、阪神タイガースと岡田彰布監督に大賞が贈られました。
この【関西元気文化圏賞】の取り組みは2003年からスタートしているのですが、実は最初の第1回目の受賞者が、「阪神タイガース」と「人形浄瑠璃文楽」だったとのこと。
不思議なご縁ですが、今回事業スタートから20年が過ぎた2023年度の贈呈式に華を添える記念講演のコーディネートを担当させていただきました。
六代 豊竹 呂太夫 さま
(人形浄瑠璃文楽・太夫)
「龍頭龍尾 〜活気付く文楽と日本の文化〜」
この事業の発起人である河合隼雄・元文化庁長官とも交流があり、文化の力を現在進行形で日本、そして世界へ届け続けておられるお師匠のお考えがとても魅力的で、ご講演いただく準備にあたり、私もとても豊かな時間を過ごさせていただきました。
六代豊竹呂太夫お師匠は、今年4月に57年ぶりに人間国宝であり祖父である十代目若太夫に次いで、十一代目豊竹若太夫をご襲名なされます。これからが更にチャレンジだとおっしゃるエネルギーに圧倒されるばかりです。
文化は本当に人を豊かで元気にするものだと改めて感じる貴重な機会となりました。
この度、贈呈式にて受賞された皆様はじめ、関わられている皆様全てに祝福と感謝を届けたいと思います。
有難うございました。
【関西元気文化圏】
関西地域における文化活動の充実や関西から文化を発信し、社会を元気にすることを目的としています。関西元気文化圏推進協議会と文化庁が推進しています。
【文化庁・「文化力」プロジェクト】