格安・即席翻訳の最大の落とし穴

こんにちは、相澤です。

外国人観光客誘致を行うには、まず始めに2つのステップを必ず通らなければなりません。

先ずは、どこへ、どの様な広告を打ち出すか。

次に、翻訳作業に取り掛かること。

今日は、翻訳作業について書いていきますね。

格安・即席翻訳の最大の落とし穴

それは、単純に翻訳ミス。

格安翻訳については、ネイティヴチェックが入っていない場合は話になりません。

1番の落とし穴は、下手な翻訳をさらけ出すことにより 誰もお店に入らなくなります。

そう自社のブランディングを自ら下げてしまいます!

いくら店舗に歴史があり、店内の内装、食材、商品に拘りがあり、

例え日本人に人気だとしても

外国人観光客には、全く知る余地もないです。

先ず外国人集客においては、翻訳ミスは絶対にあってはいけません。

先日、弊社のスタッフが飛行機に乗った際に 機内に設置されている雑誌の中でも、とんでもない翻訳ミスを見つけました。

わかりますか?

メンズウォッ(笑) 日本人ならでは、すぐに気がつきますよね。

だからこそ、ネイティヴチェックが必要なのは、お分り頂けたでしょうか?

とりあえず翻訳したものの、イチ押しメニュー・商品が売れていない

それは、意味が伝わる翻訳がなされていない。

意味が伝わる翻訳とは何か? こちらを参照下さい。

意味が伝わる翻訳とは

もしくは、ただ翻訳しただけで放置している。

今では、格安・即席翻訳サービスは溢れかえっています。

ネイティヴが翻訳しています!っとサービス提供を行なっている会社は沢山存在しています。

ただ、翻訳者はあくまでも言われた通りに翻訳作業を行います。

弊社は、長年クライアントの御要望をヒアリングしながら、様々なアプローチを行なってきました。

だからこそ、声を大にして言いたい!

貴社の翻訳は、本当に収益に繋がっていますか?

外国人観光客を集客をしている店舗様や、勝手に外国人が訪れてくる店舗様も年々増えてきました。

外国人観光客が入ってくることにより様々な問題にぶち当たります。

先ずは、言葉の壁。 そして文化の違い。

弊社は、クライアントごとに様々な集客アップ方法を提案させて頂いております。

特定のエリアにターゲット層を絞り込み、現地の広告・メディア・雑誌、タイアップ広告や

実際に売れているガイドブックで記事を書いて頂いたりと多岐に渡ります。

しかし、いざ集客が始まると現場から悲鳴が届く場合もありました。

今では、しっかり集客が始まる前に ヒアリングを重ね

外国人が来ても困らない方法は、いくらでも準備出来ます。

そこで、クライアント以外で弊社への相談事で多いことは、

▪️外国人観光客のマナーが悪い。

▪️このままでは、既存の日本人のお客様が減ってしまうのではないだろうか。

そこで店舗側は、対策を急ぎます。

ありがちなのは、

静かにして下さい。

勝手に触らないで下さい。

 

注意書きのポップの嵐!!

店舗側の意見も十分に理解しております。

どの店舗様も長年努力を重ね、居心地の良い空間、また訪れてみたいと思って欲しいという想いを持ちながら

日本人対応をされてきました。

もう一度、言いますが 私達も理解しております。(笑)

静かにしろっと言われたら、どんな気持ちになりますか?

いやいや、静かにして下さい。(ぺこり)と翻訳したつもりが、

もし翻訳者のミスにより、静かにしろって書かれたお店は居心地が良いでしょうか?

是非、想像してみて下さい。

文字が全然読めない国へ行き、旅を楽しんでいるものの

あまりに文字が読めないせいで迷子になったりして

ふと立ち寄ったお店で こんなドストレートな注意書きを見た日には、ちょっと悲しくなりませんか?

しかも日本語で書かれていた日なんて、日本人特定に書かれている!!っと逆に不快になったりもします。

私は、【静かにして下さい問題】 と呼んでいます(笑)

例えば、こんなアプローチはどうでしょうか?

丁寧にお迎えする

もし貴方が外国人を受け入れることで、長年築き上げたブランディングが崩壊してしまうと恐れている場合は参考にしてみて下さい。

例文を書いてみますので、丸々パクって頂いて構いません(笑)

誰かのお役に立つヒントになればと思って書きますね。

【提案翻訳文】 飲食店編

本日はご来店頂き誠にありがとうございます。

こうして海外から足を運んで頂き大変嬉しく思っています。

この機会に、是非、当店のポリシーを知って頂けたら幸いです。

当店は、創業10周年を迎えました。

お客様にとって、居心地の良いお店でありたい。最高の食材を届けたい。

そんな想いで、ここまで頑張って参りました。

お陰様で、今ではお客様にとって特別な時間を

大切な人と過ごすために、または居心地の良い空間に浸るためにご来店頂いております。

是非、本日は当店でゆったりとお過ごし下さいませ。

各店舗様により、伝えたいポリシー、情熱や拘りはありますよね。

そんな店舗様の想いをきちんと伝える。

弊社は、様々な現場で外国人の受け入れ側のヒアリングを行うと同時に

外国人の声、外国人のお困り事も同じくらいヒアリングを行なっています。

この様な受け入れ体制だと、リピート率が増えるのは言うまでもないですね(笑)

最後に

私達の望みは、受け入れ側も来日される方々も日本を楽しんでいただく!!! 

そのお手伝いを日々させて頂いおります。

翻訳に関わらず、お困り事などがございましたら

いつでもお問い合わせ下さい。

貴方の街、貴方のお店のお困り事を一緒に解決していきたいです。

お待ちしています!

 

ABOUTこの記事をかいた人

相澤 めぐみ

大学3年の終わりに休学を決意し、単身、カナダ(トロント)へカメラマンを夢見て渡る。
カナダトップ3の広告制作スタジオにてアシスタント勤務を経て、日本へ帰国。復学を果たし、関西大学(商学部)を卒業後 ベルギーブリュッセルへと渡る。
フランス語を習得した後に、Vrije Brussel Universite 大学院にて中国開発経済を専攻。
卒業後は、現地にて大手会計事務所 Earnest & Young にて税務コンサルタントとして就労。
帰国後、EXPLORER OSAKA/KYOTOの広告の営業担当として就労。
2013年9月に夫のシンガポール転勤により、現在、シンガポール在住。