“本音”を伝える

心が言葉にのった“本音”にこだわる。

私たちのサイトを訪れてくださり、ありがとうございます。

私たちの原点である外国人観光客を対象にした多言語MAP【EXPLORER MAP】が創刊した年。2008年。
日本では、観光庁が発足し、夏に最初のiPhoneが発売され、日本語版facebookがスタートした年です。当時、まだまだインバウンドプロモーションを考えるお店も少なく、観光客にとっても、日本で外国人対応している場所の“情報収集”は容易ではありませんでした。

この表をご紹介したのは、敢えて“イメージ”をしていただきたくて・・・。
どのように変化していったか、あなたの暮らしと照らし合わせてみてください。

 

 

今まで多くの集客プロモーションに関わってきましたが、インバウンド向けの“情報”量が急増し、そして“発信の方法”も急速に大きく変化し続けているのを実感しています。
絶えず発信される新しい情報の数々。マスメディアだけでなく、個人も情報発信ができる世界となった今日、飽和している情報から選択する“選ぶ側の目”も、より厳しく、大きく変化しています。時に、個人の情報発信は想定外の流行を生み出し、また逆に想定外のネガティブ発信を急速に生み出す力も持っています。

 

このように変化し続ける中でも、ずっと変わらず選ばれ続けている場所、人があります。

共通点は、【本音で伝えて、ゲストと信頼関係を築いている】こと。

“信頼関係”を築く情報の伝え方。
情報発信手段が急増し、急速に変化していく中でも、人の心に届く大事な部分はずっと変わっていません。

 

 

そして、選ぶ側も情報が溢れている今だからこそ、アピールしている情報ではなく、個人の【本音】を求めています。

 

 

本音を求める時代に

最初の表で、イメージくださった皆さんの暮らしの変化は、日本人だけでなく外国人の方も同じ。海外の方も、今、信頼できる【本音】の情報を探しています。

 

これから選ばれる場所となるには、「〜させよう」とゲストをコントロールする気持ちは捨ててください。
●良いと思わさせよう
●買わさせよう
●シェアさせよう

溢れる情報の中で嫌でも目につく様々な誘導手法(コントロール)に、人々は既に敏感に感じ取れるようになっています。今までの価値観で、「これで集客ができるだろう。・注目されるだろう。」と誘導できる時代ではなくなっています。

 

求められている情報は【本音】です。
本当に良いと思っていること。伝えたいと思っている気持ち。
この【本音】を明確に発信することが、これからの時代に一番必要とされて来ます。

 

 

外国人観光客が自由に来日できない現在の訪日外客数が、ちょうど20年ほど前の日本の訪日街客数に近い数字です。でも明らかに20年前と今は違います。
想像できないスピードで、急増するもしないのも今の発信・伝え方次第です。

 

 

インバウンド研究所は、制作や、プロモーション業務を通じて、その場の方々の心が乗った【本音】を伝えるお手伝いをさせて頂きます。
これから発信したいことについて、内容が外国人の視点でわかりやすいものか、【本音】が伝わりやすいものか、どのようなことから始めたらいいか・・・などなど、みなさんの中で、解決しにくいことがあれば是非ご相談ください。

 

インバウンドマーケティングの専門スタッフ、各国の日本で暮らす外国人スタッフが様々な視点から、あなたの場所の魅力発信をお手伝いいたします。

 

これからも国を超えて、【本音】・心を届けるお力になれますように。

ABOUTこの記事をかいた人

劉 賞美(Liu Shangmei)

高校卒業後、北京語言文化大学へ語学留学。
2002年より中国の国営貿易商社、中国中紡集団公司(北京市)の日本法人会社にてアパレル生産管理、中国工場管理、貿易事務、社内中国語講師担当。
当時一般客へのVISAが下りにくい中、出張で来日する中国人の通訳と観光のアテンドなども行う。
退社後は、中国語の個人レッスンをベースに2010年より中国語グループレッスン、日中語学交流会を現在も主催・運営しており、パナソニックセンター大阪にて中華圏の企業、行政機関向けのB to B通訳を担当。
また、高島屋百貨店にて訪日外国人を対象とした通訳アテンド業務を経て、株式会社エースブリッジに入社。
日々、外国人観光客を集客している店舗様へ足を運び、また時に外国人観光客や、在日外国人の生の声を聴き「今求められているモノ」を発信すべく、2010年より続いている「外国人観光客研究所」の所長に2017年7月より就任。