インバウンド大繁盛店の作り方

「外国語対応している」だけで外国人が集客できていた時代もありました。

そして、「免税対応している」「銀聯カード対応している」ことが集客に繋がっていた時代もありました。

それは何故か・・・・・・当時はほとんどの場所が、まだ対応していなかったから。

 

今は違っています。

 

日本国内でも、まだまだ外国人観光客に対応できるお店が少ないエリアでしたら、「外国人観光客に対応できる」ことは集客につながりますが、外国人観光客対応できる場所が飽和しているエリアにおいては、昔と同じ感覚は通用しません。

 

「10年以上インバウンド集客に携わって来た」からこそ分かる、「インバウンド大繁盛店の作り方」

そして、インバウンドをターゲットにした広告媒体に広告掲載をしていればうまく行くと考えるのも難しい時代になりました。

 

逆に言うと、「これに広告を出していれば、集客が出来る」とうたうものは、一度よく考える必要があると思っています。

何故か・・・・

こちらをご覧ください。

 

 

ポイントが3つでて来ましたね。

①サービスを整える

②SNS発信

③広告・PR

この3つの掛け算がお店を沢山の人に知ってもらうために必要なことなのですが、一番大事なのは結局は「①サービスを整える」なんです。

 

「穴あきのバケツに水を流し続けてませんか?」

動画の中で、こんな表現が出て来ましたね。

近年どんどん進化しているWEBを通じた広告は費用がかかります。それでもお店をアピールする為に、広告を打ち続け、「PVは上がっているかも知れないが、集客に繋がっているか分からない。」「インバウンド集客は難しい。」とおっしゃる声を耳にします。これから来るだろう「未来」の来客数と、その「未来」のお客さんの消費にばかり焦点が行っています。

 

将来のお客さんは「今」の積み重ねです。

 

「①サービスを整える」とは「今」です。

 

私たちのコンサルティングでは、共にプロモーションを展開し、大繁盛店になっている様々な店舗さま方のご経験やご意見も参考にさせて頂いているのですが、そんな皆さまの共通点は、「今日、来店しているお客さまが帰国した後に、広告塔となって広めてくれている」意識を持たれているところです。

みんな満足!!!

なるほど、ある店舗のクチコミを見ると、ほぼ毎日「満点」のクチコミが並んでいます。

 

②と③の掛け算で「認知」を広げる種をまく

「①サービスを整える」ベースがある上で、②と③が生きて来ます。

ここで、広告・PRをすることで、「まだ来ていない人が興味を持ってもらう」きっかけを作り、未来の人たちへ繋がっていきます。

 

未来へのアピールは今があってこそ。

ベース×②発信×③広告

 

長く集客ができているお店は決まって、長期的にじっくりと「今日」のお客さんに向き合い、認知される為の「未来」への工夫を続けています。

 

種まきは今からでも出来ることです。今日は何から積み重ねてみますか?

 

何かのヒントになれば、嬉しい限りです。

 

今日はこの辺で。

 

 

記事を書いたのは私:
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外国人観光客研究所のサイトにお越し下さり、ありがとうございます。
このサイトは 大阪初の外国人観光客向け多言語観光MAP「EXPLORER MAP  (旧EXPLORER OSAKA/旧 EXPLORER KYOTO)」の広告販売、及びインバウンドプロモーション、コンサルティングを手がける株式会社エースブリッジが運営しています。
外国人観光客研究所では、私たちが関わってきた店舗さま等の事例から、訪日外国人旅行者の集客方法、おもてなし、ニュース、インバウンドビジネスに関わる様々な情報を発信するだけではなく、普段の私たちの様子など私達らしい視点で、楽しく綴っています。インバウンドのお客さんをもっと身近に・・・日本らしさを楽しみながら、外国の方とも楽しく接していけるお力になれますように・・・。

ABOUTこの記事をかいた人

劉 賞美(Liu Shangmei)

高校卒業後、北京語言文化大学へ語学留学。
2002年より中国の国営貿易商社、中国中紡集団公司(北京市)の日本法人会社にてアパレル生産管理、中国工場管理、貿易事務、社内中国語講師担当。
当時一般客へのVISAが下りにくい中、出張で来日する中国人の通訳と観光のアテンドなども行う。
退社後は、中国語の個人レッスンをベースに2010年より中国語グループレッスン、日中語学交流会を現在も主催・運営しており、パナソニックセンター大阪にて中華圏の企業、行政機関向けのB to B通訳を担当。
また、高島屋百貨店にて訪日外国人を対象とした通訳アテンド業務を経て、株式会社エースブリッジに入社。
日々、外国人観光客を集客している店舗様へ足を運び、また時に外国人観光客や、在日外国人の生の声を聴き「今求められているモノ」を発信すべく、2010年より続いている「外国人観光客研究所」の所長に2017年7月より就任。