関西空港絶賛増便中!!観光客とどう向き合う?!

こんにちは!劉です。

12月に入りましたね。

いよいよ・・・・来ましたね。日を追うごとに忙しくなる師走です。

そして・・・12月と言えば、冬のホリデーシーズンに向けて飛行機の便数が増えるピークに突入してます。

今日は、私たち外国人観光客研究所のある関西のメイン国際空港、『関西空港』のデータを元に、これから訪日される観光客をイメージして、12月はどのように向き合うか考えてみたいと思います。

関空の17年冬ダイヤ、週1362便で過去最高!!!

関西エアポートが10月24日に発表した2017年冬ダイヤ(10月29日から18年3月24日)の運航計画によると、この12月のピーク時点で国際旅客便数は週1220便(開港以来初の最高便数)、国際貨物便数は週142便で合計1362便。過去最高の便数となります。

 

1日あたりの平均就航便数が174・3便/関西エアポート 10月24日プレスリリースより)

 

想像してみてください・・・1日に約174便の国際便です。。。。

 

多くの方が関西空港にいらっしゃいます。

(ちなみに・・・最新の港別外国人入国者数 1位 成田空港 2位関西空港 3位羽田空港 4位福岡空港 5位那覇空港 です。 法務省出入国管理統計10月速報値より)

 

国際旅客便の約4割がLCC

こちらは関西空港が運営するLCC専用サイトで紹介されている現在関空から発着しているLCCの路線図です。

これだけの国にLCC便があるんですね。(LCC路線図より抜粋)

関西空港の冬期スケジュールでは週に481便(2016年冬期比 +89便)がLCCです。実に国際旅客便のおよそ4割がLCCとなっています。

実は、お付き合いのある飲食店の方々よりLCCのスケジュールなどについて調べて欲しいというお声をいただいていました。

そこで冬期ピークに入っている12月の関空フライトスケジュール(11月28日発表)を見てみると・・・主要都市からは結局ほぼ毎日LCC便が発着してます。以前と比べ、増便に増便が重なりLCCの発着が多い曜日とそうでない曜日の差がさほど大きくなくなっています。

LCCに限らず共通して言えるのは、やはり週末の金曜日日本到着の便は多いです。

到着時間も一部の早朝着の便を除けば、朝8時着~19時台着まで。国別関係なく平均して分散しています。

FSCもLCCも増便してます!

LCC(ローコストキャリア 格安航空会社)が4割を占めると言えど、FSC(フルサービスキャリア 従来の航空会社)も増便しています。

(↓図は10月24日の関西エアポート株式会社プレスリリースより一部抜粋)

欧米など長時間移動が必要な国や、移動中の快適さを求める観光客は、FSCを使用して訪日される方が多いです。

アジア以外の国の方、またアジア圏内でもゆとりを持って観光を楽しみたい方の訪日が増えていることが増便の内容から読み取れます。

では、LCCを使用される方は・・・

韓国の場合、現在関西空港に発着しているほとんどがLCC便。台湾、香港も力を入れているのが便数から見て取れます。(意外に中国はFSCの割合がまだ多い。)

日本への旅がより、気軽に、そして訪日リピーターにもなりやすい環境が増便によってどんどん強化されています。

ここが面白いポイントです。

どう向き合う?!

12月

訪日される方が更に増えることが見込まれます。観光客のニーズはそれぞれで異なるものです。

あなたのお店ではどのようなサービスを提供していますか?

目の前にいらっしゃったお客様はゆったりとしたサービスを求めているのでしょうか。

それとも

効率よくスマートな対応を求めているのでしょうか。

ニーズが異なる時は、断る勇気も必要です。(何故断るのか理由を準備して、伝えてくださいわからない場合はお気軽にご相談ください。)観光客が増える時期だからこそ、あなたのお店で提供できるサービスを明確にして、お伝えすることにこだわりたいものです。

丁寧に対応していく中で、次に繋がるリピーターも生まれていくと思います。

多くの方がいらっしゃる時期だからこそ、こだわった接客をして、また足を運んでいただきたいものですね!

一つの工夫で満足度は上げられます。

さてさて、12月です!来年に向けていいイメージをつくっていきましょう!

何かありましたら、お気軽にご相談くださいね!

記事を書いたのは私:
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外国人観光客研究所のサイトにお越し下さり、ありがとうございます。
このサイトは 大阪初の外国人観光客向け多言語観光MAP「EXPLORER MAP  (旧EXPLORER OSAKA/旧 EXPLORER KYOTO)」の広告販売、及びインバウンドプロモーションを手がける株式会社エースブリッジが運営しています。
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ABOUTこの記事をかいた人

劉 賞美(Liu Shangmei)

高校卒業後、北京語言文化大学へ語学留学。
2002年より中国の国営貿易商社、中国中紡集団公司(北京市)の日本法人会社にてアパレル生産管理、中国工場管理、貿易事務、社内中国語講師担当。
当時一般客へのVISAが下りにくい中、出張で来日する中国人の通訳と観光のアテンドなども行う。
退社後は、中国語の個人レッスンをベースに2010年より中国語グループレッスン、日中語学交流会を現在も主催・運営しており、パナソニックセンター大阪にて中華圏の企業、行政機関向けのB to B通訳を担当。
また、高島屋百貨店にて訪日外国人を対象とした通訳アテンド業務を経て、株式会社エースブリッジに入社。集客プロモーションの現場を重ねる。
日々、外国人観光客を集客している店舗様へ足を運び、また時に外国人観光客や、在日外国人の生の声を聴き「今求められているモノ」を発信すべく、2010年より続いている「外国人観光客研究所」の所長に2017年7月より就任。