今日は、今ではもうすっかり各国からのリピーターの外国人観光客がいらっしゃるお客さまのお店へ。。。。
1937年の創業以来、厳選した確かな品質のお茶だけを提供するこだわりのお茶屋さんです。
今年創刊10周年を迎える外国人観光客向け多言語MAP【EXPLORER OSAKA】にも長年掲載をいただいております。
いつも店主の山口さんに会いに行ってもお客さまの接客中(外国人のお客様の時も多い)で、私は大体少し離れたところで接客が終わるのを待つ。と言うのがいつもの流れ。今日も少し合間を見て最近の海外のお客様の様子を教えて頂いてきました。
アジアだけでなく、ヨーロッパからの観光客も多く。何と言っても「リピーター」が多い!こちらの店舗は黒門市場の中でもいち早く海外のお客様へ向けて【本物の品質】を届けるのにこだわって、私たちと共にお客様の受け入れを始めたお店です。なので、昔子供だった観光客が、成人して再来店して懐かしい味を求めにいらっしゃったりするそうで。。。。。
店主の山口さん曰く
【コツコツと丁寧に接客してきたから、その1回1回のお客さまがこうやって戻ってきてくださってる】
こちらでは、お茶を買っていただくのに丁寧に急須でお茶を正しく淹れて飲み比べをして頂いています。これも戦略的にそうしたのではなく、買う側の立場に立った時にどうしたら納得して買う事が出来るかを想像して、喜んでもらう為に始めた事。
抹茶を買われた方には、茶せんで抹茶をどうやって点てるかを実践してもらって、買って帰った後も本当の味を味わってもらえるようにお伝えしてます。
こうやって、1客1客への【納得して買い物をする】事へこだわって重ねてきた事で、観光客にとってわざわざ足を運びたくなる場所へと育って行ったと言う事ですね。
よく色々な方と話をする中で、一気に結果が出るものとイメージされている方が多い気がします。確かに一気に流行る店はありますが、お客さんをさばくだけで定着せず、流行りは流行りで終わってしまっている状況をよく見てきました。
自分のお店を育てる。その為に必要なことを準備していきながら、コツコツと目の前の観光客にとって思い出になる関わりをする。今からできることって、案外肩の力を入れなくても始められることなんですよ。
さぁ、何から始めますか?受けれいる準備はどうしたらいいか、広告をどうやってやっていくか、街を歩いてる方に気づいてもらうには?実際に来店した時にどう接したらいいか・・・
一緒に考えながら、これからの接客を楽しんでいきませんか?
と。言うことで、今日は山口さんのお茶を買って帰りました。
うちの研究員Mが大絶賛の【炭火で炙ったほうじ茶】です。香りが深い!!!
今日も吹雪いていたので、ほうじ茶でホッとしながら帰ろうと思います。
今日はそんなお話でした。