海外で再注目される日本の食品サンプル文化の理由

こんにちは、相澤です。

今や、海外で特集番組が放送される事も多くなった日本の文化の一つ、『食品サンプル』文化。

食品サンプル文化と云える理由に、実は日本では100年以上前から浸透している文化であること。そして、手作りであることに非常に驚かれています。

欧米では、普通、メニューのみ(高級店が大半を占める)もしくは、写真入り(ファミレスの様な場所)で 食べ物を選ぶことが基本である。

小さい頃、家族とデパートへ行き、窓越しに食品サンプルを眺め、親に 『食べたい!食べたい!』と言ったことはないだろうか。
私達日本人にとっては、当たり前な存在であり、誰も特別だと思っていませんでした。

年々増加する外国人観光客と比例するように、東南アジアへ次々と日本の飲食店が出店を行い 東南アジアでは食品サンプルを街中で見かけることも多くなり、世界へと広がりを続けています。

しかし、最初に食品サンプルを見た欧米人達の反応は、
『waxy!(べっとりしてる!)』 『plastic foods (プラスチックご飯)』と全く食欲をそそらない!と不評であった。

食品サンプルの多様性と技術力の高さが評価されている

今や、芸術とまで言われるようになった食品サンプル事業。

ただ、物珍しいからっとだけで ガンガン外国人観光客の通る所へ陳列させていては
外国によくあるお土産通りと一緒になってしまい、普通であれば価値が下がってしまいます。

日本人も買いたくなる商品開発、体験クラスの開催

インバウンド事業、つまり外国人観光客誘致事業の面白い所は、
一旦、日本人の中で人気が無くなっているものが 外国で注目され
外国人観光客などにより再生を果たした後に、また日本人に人気が出るヒット商品が出てくる。

食品サンプルに至っては、まさに この流れに乗っている。

現在は、食品サンプルのスマホケース、スマホスタンド、消しゴム… ありとあらゆるものへと発展しています。

外国人へのお土産としても人気が出ていますね。

一体 海外でどのように紹介されているのか、海外で人気の食品サンプルの動画を見つけましたのでご覧下さい。

 

ABOUTこの記事をかいた人

相澤 めぐみ

大学3年の終わりに休学を決意し、単身、カナダ(トロント)へカメラマンを夢見て渡る。
カナダトップ3の広告制作スタジオにてアシスタント勤務を経て、日本へ帰国。復学を果たし、関西大学(商学部)を卒業後 ベルギーブリュッセルへと渡る。
フランス語を習得した後に、Vrije Brussel Universite 大学院にて中国開発経済を専攻。
卒業後は、現地にて大手会計事務所 Earnest & Young にて税務コンサルタントとして就労。
帰国後、EXPLORER OSAKA/KYOTOの広告の営業担当として就労。
2013年9月に夫のシンガポール転勤により、現在、シンガポール在住。