こんばんは、劉です。
先日、ある店舗のスタッフ向けに中国語の接客用語セミナーを開催してきました。
こちら店舗では外国人のアルバイトスタッフも多く、店内の外国語メニューも揃っており、普段の海外のお客様への接客も十分対応できている店舗です。そこで今回の接客用語セミナーの依頼。目的は【客単価を上げる為】
外国人観光客を受け入れる為に、店舗で準備することとして
①外国語メニュー・ツールを準備する
②外国語対応のスタッフを採用する
ここまでは、以前の私たちのブログの中でもよく紹介をして来ました。
実際にお客様に接する外国語対応のスタッフの中にも、接客が得意な方もいれば、接客が一辺倒になりがちな方、効率よく回転させるのが上手い方や、時間をかけて接客をする方・・・と様々なタイプのスタッフがいることと思います。
外国語対応スタッフだけに観光客の対応を任せきりにしていていませんか?
今回接客セミナーを受講したのは店舗の店長さま、日本人のスタッフの方々。外国語対応スタッフに対して、ある程度の指示などを出す立場にある方、普段英語で接客対応しているスタッフの方です。全てを外国語対応スタッフに任せきりにするのではなく、自分たちの言葉でお客様を喜ばしたい。オススメを紹介したい。+1の一言を言えるようにしたい。と言うリクエストから、店舗の内容を事前にヒアリングしてアレンジした内容を練習しました。
オススメをする
今回特に注意したのが、オススメを促す言葉です。これが客単価を上げるキーワードです。
ただ、お客様任せに注文されたものを提供するのではなく、ここで食べる(買う)価値のあるものを店舗から発信する力が、単価を上げるポイントになります。
伝えることが「難しい」と思いますか?
日本の方は真面目なので、どうしても完璧に言いたいことを全て伝えないといけない!と思いがちです。そこで二の足を踏むくらいなら、完璧でなくても、単語を繋げるだけでもいいんです。相手へのアクションが選択肢の幅を広げるきっかけとなります。つまり、受け身の注文から、視点を変えると客単価を上げる為にはまだまだできる事があるという事です!
より簡単に、より短く、まずは3パターンから。
あなたのお店のオススメは何ですか?オススメポイントは?一度振り返ってみてください。そして、まずは3パターンだけ。単語、短い言い回しを調べてみましょう。
あとは繰り返し使ってみるだけでいいんです。お客様の「注文を決める」選択肢をちょっと”いいもの”に。。。せっかくあなたのお店でお食事をされるのであれば、満足して帰って欲しい。そのお手伝いになればと思います。
外国語対応スタッフだけでなく、現地のスタッフが声をかけてくれるのは旅行者にとっては嬉しいものです!
中国語の接客用語セミナーでは、それぞれの店舗に沿った内容を事前にヒアリングして、セミナー後も「口に出したくなる」内容をアレンジして提供しています。
伝えることは「難しい」のではなく「楽しめる」ものだと言う事を体感できれば、皆さんのおもてなしの心がお客様により伝わり、満足度も上がるのではないでしょうか?
これからもより多くの日本のファンを作るお手伝いができればと思っています。
海外からのお客様に関するお困りごとがありましたら、いつでもお問い合わせください。
おもてなしは楽しめた者勝ち。一緒に創っていきましょう!