インバウンド向けの伝え方(内容)をブラッシュアップ♬

久しぶりにお仕事報告以外の話題を。

訪日外客数が2019年の約7割まで回復してきています。(JNTO 6月21日付報道発表)

そこで、「インバウンド対策を2019年のやり方に戻す」のは、あまりお勧めできません。
過去と同じではなく、今からの「インバウンド向けの伝え方」に内容をブラッシュアップするのを考えてみませんか♬

手段と内容

インバウンド対策というと・・・・・
・発信(自社、インフルエンサーなど)
・広告媒体に情報を載せる
・旅行社とつながる
・インバウンド対応サイト、アプリ
などなど様々な「手段」がありますね。
そして、インバウンド対策として分かりやすいのもこのような「手段」です。

それで終わっていませんか?

どのような内容を海外へ向けて発信されていますか?

その内容を見たときに、【そこだけの価値。そこでないといけない理由】は伝わりますか?

インバウンド対策をする時に、「手段を採用して終わり」になってしまっている場面が往々にしてあるように感じています。せっかく情報発信をしても、よく目につく表現、他と差別化できない内容だと、インバウンドの方を惹きつけることなくスルーされてしまいます。

 

情報過多の時代だからこそ、唯一無二の「内容」を

今からのインバウンド対策は、「情報の内容」が大事になると感じています。
恐らく2019年までは、あまりに急増急変している環境に追いつくので精一杯で吟味する余裕がなかった方も多かったのではないでしょうか?

丁寧に吟味して、何が特別か、どんな内容で伝える方が分かりやすいか、掘り下げて考えてみませんか?
観光を考える(3)あなたの場所の「珍しい」は?今やること。
以前まとめた記事です。
インバウンドプロモーションで、継続的に集客ができているところはポイントが共通しています。
過去の記事にもまとめているので、よければ「インバウンドプロモーション」のカテゴリでご覧ください。

様々な「手段」は費用がかかっているはずです。
せっかく費やした費用がスルーされる情報だったから勿体無い!といつも思うんです。
みなさんそれぞれの特別な部分が、個性が、際立つ内容で、インバウンドの方がワクワクする情報が溢れますように!

ABOUTこの記事をかいた人

劉 賞美(Liu Shangmei)

高校卒業後、北京語言文化大学へ語学留学。
2002年より中国の国営貿易商社、中国中紡集団公司(北京市)の日本法人会社にてアパレル生産管理、中国工場管理、貿易事務、社内中国語講師担当。
当時一般客へのVISAが下りにくい中、出張で来日する中国人の通訳と観光のアテンドなども行う。
退社後は、中国語の個人レッスンをベースに2010年より中国語グループレッスン、日中語学交流会を現在も主催・運営しており、パナソニックセンター大阪にて中華圏の企業、行政機関向けのB to B通訳を担当。
また、高島屋百貨店にて訪日外国人を対象とした通訳アテンド業務を経て、株式会社エースブリッジに入社。集客プロモーションの現場を重ねる。
日々、外国人観光客を集客している店舗様へ足を運び、また時に外国人観光客や、在日外国人の生の声を聴き「今求められているモノ」を発信すべく、2010年より続いている「外国人観光客研究所」の所長に2017年7月より就任。